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三多島

SAMDA-DO

古くから済州島は風と石と女が多いとして 「三多島」という愛称を持っている。まず四 面が皆茫々たる大海である。 済州島に風が多いのは当然のこと。家毎に 幾重にも積み上げた石垣は強い風にも垣 が倒れず、風が通り抜けるように 風の通り道の役目をする。また随所に見ら れる多くの石は全て漢拏山の火山噴火に よって生成されたもの。 女が多いと知られている理由は、魚を捕り に海に出ていった男たちが台風に遭って帰 って来られなかったためだと言う。 痩せて不毛な自然環境の中でも強靭に生 計を立てて来た済州島民。彼らがいたから こそ、これほど美しい島が存在するのでは ないだろうか。

  • Wind

    島という地理的特性から済州島は古くから風の多い地であった。したがって、済州島での 生活の姿には、石とともに風の影響が全般的に大きく現れている。石の垣根を積んで、低 めの屋根を茅で縛りつけた済州草家や、石垣で垣根を設けた畑などがその例だ。また済州 には風を通して暮らしの知恵を教えてくれる諺も多い。