Go to the main menu
Skip to content
Language
Language
Korean
English
Chinese
Japanese
Vietnamese
Indonesian
Thai
Spanish
go
済州観光公社
重要事業
アクセス
SITEMAP
世界の中の済州
済州島
世界生物圏保全地域
世界自然遺産
世界ジオパーク
済州の話
済州の誕生説話
済州の民俗
衣.食.住
三多島
済州の歴史
フォトギャラリー
観光でみんなが幸せな済州の公企業, JTO
済州の話
済州の誕生説話
済州の民俗
衣.食.住
三多島
済州の歷史
フォトギャラリー
HOME > 済州の話 >
済州の民俗
済州の民俗
堂(ダン)
男性中心の儒教式の酺祭と対峙されるのが、女性中心の巫俗的な 「堂(ダン)クッ」である。これが現在まで続けられてくることが可能 だった理由は、「クッ」が村の住民たちの結束力を堅め、生活共同体 を維持する原動力だったからである。最も一般的な「堂」の形は、枯 木や櫃、巨大な岩などを聖所化したものである。「堂」は長い歳月を かけて済州島民たちの村と個人の安寧を見守ってくれている所だ。
クッ(巫女の祭祀)
済州島民たちは「クッ」を通して悪や不正や病気や死などの現世の無秩 序を直してきた。クッの種類は非常に多様で、場所によっては家祭と堂 祭に分類することもある。家祭はまた定期的な祭儀と臨時の祭儀に分 けられ、定期的な祭儀には、新年を迎えて家内の安寧と豊年を祈る「門 前祭」や「チォルガリ」、漁業の豊饒を祈る「龍王祭」などがある。臨時的 祭儀には「仏道(ブルド)マジ」、「アギビニョム」、「ノクトゥリム」、「山神ノ リ」などがある。堂祭は定期的な祭儀として、1月の「新過歳祭」、2月の 「燃灯グッ」、7月の「マブルリム祭」、10月の「シマングク大祭」などがあ り、臨時祭儀として「堂(ダン)ビニョム」がある。規模によっては巫女5 ~6人以上が3日以上14日まで全ての神を招いて過ごす総合祭である 「大クッ」と、巫女1~2人が一柱の神を招いて過ごす「単独祭」ある。 形式によっては「請神+饗宴+祈願+娯神+送神」の内容で構成された 「初監祭」と、神が来る険しい道を整えてから神を迎えた後、祈願する 内容の「マジグッ(迎え祭祀)」、該当神の来歴談の敍事巫歌を歌い祈る 内容である「ボンプリ」、そして神の神話的内容を演劇式に実演する「ノ リグッ(演劇祭祀)」がある。内容によっては「探魂注入儀礼」、「祈願宥和 儀礼」、「脅迫駆逐儀礼」、「類感呪術儀礼」などに分けられる。「探魂注入儀礼」 である「ノクトゥリム」は病気の子供の魂を捜し出し呼び入れて子供の健康を 回復させる儀礼であり、「祈願宥和儀礼」は正に初監祭である。「脅迫駆逐儀 礼」は雑霊を退散させて病気を癒す儀礼であり、「類感呪術儀礼」はノリグ ッとして行われる宗教演劇的な儀礼である。
新旧間
済州島には昔から年に一回だけ引っ越しの期間があって、これを「新 旧間」と言った。神々が年に一度玉皇上帝(道教の天帝)に世事に ついて報告すると、その功績によって新しい所に発令を受け、その 間に人々が引っ越しをする。その期間は一週間で、普通は大寒 の5日後から立春の3日前となる。この期間を破ると(即ちこの 期間以外に引っ越しをすると)災いが来るという俗説がある。
酺祭壇(ポジェダン)
村の男たちが主管して儒教式で行う村祭を酺祭(ポジェ) と呼び、 酺祭を行う場所が即ち酺祭壇である。済州島 民はここで村の安寧を祈った。形は非常に多様で、供 物を捧げる石の供物台の数も祭祀に祭る神体の数 によって異なる。また、非常に神聖な場所なので、身 嗜みを正しくし不遜な行為を慎まなければならな い。最近では村祭が地域住民の郷土愛と協調心 を表現する伝統文化遺産の一つに位置づけら れ、酺祭壇も新たに整備されている。