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済州の誕生説話
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開闢神話 ソルムンデおばあさんと五百将軍 三姓神話
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悲しいほどに美しい島から響き渡る「思母曲」
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ソルムンデおばあさんと五百将軍
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昔々大昔に、とても体の巨大なソルムンデおばあさんがいました。力も大変な力 持ちで、シャベルで7回土を掘っては投げたところが漢拏山になり、着古したチマ (韓服のスカート)で運んだ土がこぼれ落ちて360余りのオルム(寄生火山)が出 来ました。このおばあさんには500人の息子がいました。ある日、その息子たちが 狩りをしに出かけた後、おばあさんがお粥を炊いている途中、ついうっかり釜に 落ちて死んでしまいました。家に帰って来た息子たちは何も知らずにそのお粥を、 おいしい、おいしいと言いながら食べてしまいました。後になってその悲しい事 実を知った息子たちは、亡き母親を偲んで泣き叫ぶうちに岩になってしまってし まいました。この時に流した血の涙が毎年早春になると蘇り、漢拏山を躑躅(つつ じ)の花で染め、美しく飾っているというわけのです。